明日の神話<岡本太郎作>
2008・11・20
昨日、中学校の同期会に出席のあと、何人かで東京・渋谷駅井の頭線連絡通路内に公開されている、
画家、岡本太郎さんの原爆さく裂の瞬間をテーマに制作された巨大壁画「明日の神話」<あすのしんわ>
をみてきました!

壁画の大きさは、幅30m、高さ5.5mだそうで、圧倒的な迫力でした!11月17日から公開されている
そうです。

この「明日の神話」は1968〜69年にメキシコ市で制作されましたが、行方不明になり、2003年に
メキシコ市郊外で発見、愛媛県東温市で修復されたということです。

ビキニ核実験で被爆しこの壁画に描かれている漁船・第五福竜丸の静岡焼津が誘致運動を一時展開し
たが、恒久設置場所として最終的に東京渋谷区、大阪吹田市、広島市による誘致合戦の末に今年三月
に、ここ渋谷区に決まったそうです。

何といっても、素晴らしく、圧倒的な迫力でした!
ただ、これだけの大作が美術館にも行かずに気軽に鑑賞できることは、とてもよい試みだとはおもうのです
が、いたずらをする輩がいないか心配です。警備の状態がどうなっているのでしょうか?

壁画、右側部分
壁画、中央部。原爆がさく裂した瞬間が表現されていると
おもわれます。
壁画、右側部分

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