北海道・大旅行
    1999・10・4〜
北海道の大地をゆったりと走ってみたいという、欲望から自家用車の旅とした。
行きは、青森から高速フェリーで渡り、帰りは室蘭から茨城の大洗までの船内
一泊を基本計画とした。
まず、猪苗代で1泊・次は十和田湖で、そして八甲田を越えて青森市内に、ここ
から函館までフェリーで2時間である。函館でフェリーを降りるとそのまま市内を
通り過ぎ、大沼公園に向う。
次の日は、洞爺湖温泉である。ともに、ここまでは、「かんぽの宿」を利用した。
ここから、支笏湖畔を通って札幌に向う。札幌で二泊、旭川経由で層雲峡へ。
層雲峡では民宿とした。美幌峠にでて屈斜路湖・川湯温泉へ。羅臼、知床半島
横断して、網走へ。阿寒湖より、帯広・十勝川温泉へ。
網走、十勝川は「かんぽの宿」である。そして、富良野経由で美瑛のペンションで
一泊、そして、苫小牧、登別経由で室蘭まで、というコースであった。

奥入瀬渓谷、「銚子の滝」
奥入瀬は紅葉には、まだ早かった。あと一週間ぐらい後だろ
うか。ここにくる手前で、十和田湖による。十和田湖が全部
見渡せる発荷峠は眺望がよさそうだったが、
通り過ぎてしまった。
ここよりもっとよいところがあるだろうとおもっていたが、
結果的には発荷峠が一番の眺望どころだったようである。
八甲田山、「すいれん沼から」
ここは高所のためか、紅葉が進んでいた。
この後、「雪中行軍遭難の地」を訪れてみた。
陸軍歩兵隊の210名の一隊が、
その地で明治35年1月23日に遭難し193名が凍死
したという。
青森市郊外の「ねぶたの里」に展示されている、「ねぶた」であ
る。青森港からは高速フェリーで函館港まで2時間。普通の
フェリーで4時間である。但し、高速フェリーは本数が少ないので
注意が必要。
青函フェリーで渡った北海道、大沼からの「駒ケ岳」、
大沼の周りをくるまで一周してみた。次の日の早朝、泊まった
「かんぽの宿大沼」の裏山にあたる「日暮山」に登る。
大沼と、反対側には「じゅんさい沼」がわずかに見渡せた。
有珠山からの「洞爺湖」
洞爺湖温泉の「かんぽの宿・洞爺」に泊まったが、とてもよい施設
であった。
その後、有珠山の噴火でしばらくの間、休業していたようだが、
いまはもう開業していることであろう。
「札幌の時計台」
廻りはビルが建ち並び、うっかりすると見落としてしまう。
札幌では、二晩続けてカニを食べに行った。
札幌のカニは、また、格別な味がした。
気のせいだろうか?
それと、何といっても、ラーメンがうまかった。
観光書でのお奨め店の中から選んで、「五丈原・月寒店」に
行った。なかなか見つからず、二日目に探し当てた。
行列ができていたが、さすがに、こってり味で、それはうま
かった。
私が食べたラーメンで、いまのところ、ここが一番である。
層雲峡の黒岳ロープウエイで、そこからリフトで登ったところ。
後ろの雪をかぶった山は、「大雪山」の一部。
野生のキツネがいたりで楽しめた。
「川湯温泉で」
ここは紅葉の真っ盛りであった。「屈斜路湖」に程近い温泉地。
早朝の散歩時に撮ったもの。
ここでの宿泊は、太平洋炭鉱の保養所を利用させてもらった。
温泉もあって、結構よい温泉であった。
知床五湖の中の「二の湖」
羅臼から知床半島を横断して、知床五湖へ、こんな湖があること
を知らなかったが、小さいながらももの静かですばらしいところだ。
「原生花園駅」、なんとものどかな駅である。
知床から、網走に向う途中、小清水原生花園がある。時期的に花
にはめぐり会えなかったが、ユリの花などすばらしいそうである。
「バンケトー湖」
阿寒湖近くの双湖台より、バンケトー、ソウケトーの二つの湖が
眺められることから、この名が付いているそうである。
人里離れたところにひっそりとただずむ。
この後、帯広の十勝川温泉へ、その近く池田の「ワイン城」へ
ワインの試飲が自由なので、たらふく試飲する。ワイン城・3F
からの十勝平野を見渡す眺望はすばらしい。
美瑛・白金線
十勝岳望岳台に行く途中。紅葉がきれいだったので、くるまを
止めてパチリ。残念ながら、望岳台では雲の中で展望は全くなく。
十勝岳が一望のはずだったのだが・・・。
美馬牛の「新栄の丘」
ブルーサルビアが霜で真っ白である。まだ、夜が明けていない。
これでも、このサルビアは枯れないのであろうか?
美瑛では、今回の旅唯一のペンチョンに泊まる。
狭い部屋で、我々には向かない。

「十勝山並みの朝焼け」
同じ、新栄の丘から
十勝の山並みから朝日が出るところ。
この日、苫小牧に出て、登別温泉や地獄谷などをみて、室蘭に。
室蘭からフェリーであるが、午後11時発と深夜なので、時間を
つぶすのに苦労する。室蘭のできたての「白鳥大橋」を何度渡った
ことか。
次の日の夕方、無事に大洗に到着した。

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