中国・江南の旅
2006・12・3〜8
今回の旅行も季節はずれの割安旅を楽しんできました。暑いよりも寒いほうが対処法が楽では
ないかと、今時を選びました。5泊6日で、49800円と国内旅行では考えられない価格です。
旅行会社は、阪急交通社でした。

中国の印象
大気汚染がひどい、6日間全てすっきりとした天気はなく、晴れていても太陽はぼんやり・・
工場排気も浄化されていないし排水も河川にたれ流しだという。道路の整備は進んでいる。高速
道路網も急速に進んでいるようです。市街地道路は、人、自転車、バイク、自家用車、大型車が
混在し、人は、車、バイクをぬうようにして横断している。我々からみるととても危なっかしい。
事故がないのが不思議なくらい、前にも二度ほど中国を訪れているが、以前と変わらないようだ。
中国は、人口13億人というし面積も広大である、地球に与える影響は甚大なものがあるはずである、
何とか環境汚染を真剣に考えてもらいたいものである。
交通事故で亡くなられる人は、年間30万人以上とか・・大変な人数である、国として対策を考えている
のであろうか?。

ガイドの王さんの話し、中国人の収入は月に、上海で8万円、抗州6万円、蘇州5万円だという。
だから、日本との合弁会社は、抗州、蘇州に多く設立されているという。上海は土地も高いのだそう
だ。広告塔なども日本の企業名が多い。健康保険も地方にはなく、上海にはあるそうで、地方との
格差は大きいそうである。蘇州など地方の人は、大きな病気をしたら諦めるほかないそうだ。

このような信号がある、これはよい、赤信号の秒数が
表示されている。もうすぐ青信号ということがわかる。
青になると青色で青の秒数が表示される。
分かりやすい。


現地ガイドの印象
現地ガイドは、王さん<わんさん>といった。中年の男性である。
とても熱心に案内してくれたし、我々の質問にも的確に答えてくれた。中国はお役人の世界だという。
課長級になると乗用車を与えられるし、部長級になると高級外車<ベンツ>などが与えられ、家も
与えられるという。それでであろうか、子供たちの夢は、お役人になることだという。本当だろうか?
ドライバーは、孫さんといい、バスの運転は安全運転で上手だった。6日間、バスも運転手も同じ
だった。王さんよりも若い男性とおもわれた。おふたりに感謝!

   
 ガイドの王さんと                       王さんとドライバーの孫さんと

参加者状況
参加者は34名、女性20名。男性14名でした。
名古屋発なので中部圏の方たちである。知った範囲では、浜松地区8名、岐阜地区6名である。
浜松からの参加者には、私が朝ウォーキングしている遊歩道で出会う方がいた、浜松スポーツの
プールにも通っているという。一泊目で、深夜にタクシーで病院に行った方がいた、ご夫婦での参加
でご主人が腹痛を起こしたという。点滴程度で大事にはいたらなかったという、現地ガイドさんが同行
したそうである。
医者の診断は「風水病?」だとか、水と旅行の方位が悪いとか・・
朝、バスが病院に迎えに行くまでベットにいたようである、それで費用は3000円程度だったとか・・。
ご主人はS5年生れと言っていた。奥さんは、以前大腿骨を骨折してしていて、まだリハビリ中とか、歩
くのが少し不自由のようで、ご主人が手を取ったりしながら、その後は旅行を楽しんでいたようです。


旅立ちのとき

名古屋上空、日本の空は美しい!

まず、セントレア<中部国際空港>から10時発、上海には12時着でしたが、時差が1時間あり
ますので、3時間かかったことになりますが、早いですね。
上海では、「上海博物館」「新天地散策」などの後、夕食、その後「上海雑技団」のショーを観賞し
上海泊でした。

上海博物館の入口
博物館内部の装飾衣装
上海雑技団の舞台
雑技団の皿回し
この雑技団の目玉といわれる、鋼鉄製の球状檻の内部を
4台のバイクが爆音を立てて走り回る、アクロバット。
凄い、迫力、客席は拍手喝采!


次の日は、320kmばかりバスで高速道路を走って、「楊州」へ、途中「揚子江」を渡った。川幅は
2300mとか、つい最近橋が掛けられて便利になったとか、それまでは渡し舟で行き来していた
そうである。中国では、揚子江を「長江」<ちょうこう>と言っている。
楊州に到着して、「痩西湖遊覧」「大明寺」を観光後
「鎮江」<ちんこう>へ50kmのバス移動。鎮江では、「北固山」「甘露寺」<ほっこさん><かんろじ>
を観光しました。そして、鎮江泊。

棲霊塔、高さ76m、6年前に建てられたとか・・
痩西湖<そうせいこ>の遊覧船、若い女性が櫓をこいでく
れる。歌も唄ってくれた。
痩西湖、抗州にある「西湖」をスリムにした形ということで
痩西湖と名付けたとか・・
北固山
甘露寺
北固山の頂上付近にある。
新しい住宅は、上部にとんがり屋根の小さな部屋が造られて
いる。その家の納骨堂だという。そういえば中国には個人の
墓がみあたらなかった。


三日目は、水の都「蘇州」<そしゅう>に向かう。移動距離180KM。ここでは、中国四大名園のひとつで
ある、清代の名園で世界遺産の「留園」<りゅうえん>を観光、そして運河遊覧にて「寒山寺」を外から眺め、
その後内部を見学した。浜松の「舘山寺」と姉妹関係にあるとか・・

その後、虎丘<こきゅう>へ、ここには、東洋のピサの斜塔と言われる「虎丘斜塔」がある、4.9°傾いて
いるという。その他、シルク工場、刺繍研究所などを見学して、蘇州泊。

蘇州、「留園」の中にある、「太湖石」
寒山寺の運河を巡る観光船
これに乗って運河めぐりをした。
寒山寺
虎丘の「虎丘斜塔」、4.9度傾いているという。


四日目は、蘇州から40km走って、水郷の街といわれる「同里」<どうり>へ。「退思園」と街並みを
観光する。その後、180km走って「抗州」へ、ここには大きな湖「西湖」がある、ここで遊覧船に乗る。
そして夜は、抗州の郊外、栄城<そんじょ>にある「栄城舞踏ショー」を見学した。3500円1人の
オプションであるが、抗州の歴史をスペクタクルミュージカル風にまとめた迫力満点のショーでした。

同里<どうり>の町並み、同里の街中に入るには外部者は
観光者とみなして料金をとるそうだ。高額である、日本円で
1500円という。
退思園<たいしえん>の庭園

五日目は、抗州から烏鎮<うーちん>へ80kmを走る。古い街並みを散策する。

烏鎮<うーちん>の運河の街並み
留園の庭園、上海の豫園を真似たとか・・
上海・黄浦江のナイトクルーズ、外灘<わいたん>から乗船
このように船もイルミネーションで飾られている。
何十階かのビルの壁面全体が広告のイルミネーションである。
外灘のビル街もライトアップ!
東方明珠塔というテレビ搭、高さは468mだという。
上部はスモッグに霞む。外灘の対岸にある。


食事の状況
中国の食事は、地域によって大分ことなるようです。四川料理は辛いことが特徴とか。
上海料理は、比較的日本人に合うといわれていますが、まあ、美味しかったです。でも、蘇州の田舎料理
抗州料理といわれても、私にはあまり区別がつきませんでした。店によって多少味付けが違うという程度
に感じました。
昼、夜の食事は全て丸テーブルで回転式、料理の種類は10〜12種類ぐらい、最初は全てに手をつけた
が後半は、2〜3種類は手をつけないものもあった。
珍しいのは「ハトのロースト」であった。

上海の一日目の夜、「上海カニ」

この旅行では、12月発限定で、上海カニ、サービス!
となっていた。そのカニだったが、小さくてオスであった。
メスだとタマゴが入っていて美味しいそうだ。残念!
魚というとでてくるのが、これ「草魚」という川魚。
これのから揚げのところもあった、から揚げの方が美味し
かった。
ハト、のロースト。知らないで、ウズラかな?とおもいながら
食べて、後で聞いたらハトだという。
上海で有名なレストラン、豫園の繁華街にある、「緑波廊」
<ろくはろう> ここは日本人向きの味だとおもう。
前回きたときは、ある中国人カップルの結婚披露宴が開催
せれていた。
海カニだとういうが、名前は?
中国で買ってきた酒!右端は、烏鎮のお土産屋で買った、
「三白酒」という52度の強い酒。4元<62円>と安い。
竹の筒に250ml入っている。マオタイシュのような味だった。
左端は、コンビニで買った「紹興酒」<しょうこうしゅ>15.5
度で550ml入っている、5元<78円>である。
中央は、旅行会社のお土産の割引で買った「紹興酒」2本入
りで、120元と高い。

六日目は、ちょっとした買物をして空港へ、14時のフライトとなる。
セントレアに降りてホットする。

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