台湾の旅・台北
2005・7・14
高雄から列車で台北に到着した。夕方だったので、その日は観光はなしで、次の日が観光となった。
それにしても、台北という都市は、台湾の最大の都市だけあって、車も沢山で凄い!それよりもビックリ
したのはバイクである。通勤時は、バイクが凄い!赤信号で交差点を停まっている車の前にはバイクが
びっしりである。道路は、京都のように碁盤状に整備されていて、何々通りとなっていてわかりやすい。

台北市の人口は270万人だそうで、台湾の人口は、2300万人だというから、約12%を占めることにな
る。面積は九州より狭く、九州の人口は1350万人だから人口密度は世界、1、2位を争うそうだ。
面積は九州よりも狭くて、台湾の中央部には、3千mを越える山々が連なる山岳地帯である。人が住んで
いるのは、その山岳地帯の廻りだけ、という地形のなかでの2300万人である。人口密度の濃さが想像で
きる。

国民、全員が車に乗るわけにはいかないのであろう。バイクが多いのは、そのためだろう!

台北市内
このように交差点で停まっている車の前列部にはバイクが何重
にも連なっていて青信号とともに一斉に飛び出す。
この光景は物凄い、車はそのバイクの後に付いていくしかな
い。台湾のタクシーは、皆、この黄色い色で分りやすい。
通勤には、バイクを使う人が多いようだ。
OLさんもバイク通勤
オフィスの制服にマスクを付けて排気ガスを避けている
のか?
どこの街角にもバイクが停められるスペースがあれば、この通り!
バスも通勤の足
市内の路線バス。こんな派手なピザの広告が多い。
我々のマイクロバスの脇を台北のパトカーが追い抜いて行く。
台北の豪華ホテル、「圓山大飯店」<グランドホテル・英名>
我々以外の8名は、2泊で13000円追加で、ここに泊まった。
私達は、街中の「六福客桟」に泊まる。
「忠烈祠」<ちゅうれつし>台湾読み、ツォンレイスー
英霊が祭ってあるという。
入口の両脇に2人の衛兵が直立不動で見守っている。
衛兵とこうして写真をとることは許されているが、触ってはいけない。
触ろうとすると、手にもっている銃を台に叩いて注意するという。
また、銃を落したり、台から降りたりすると、その衛兵は3ヶ月間
外出禁止、この勤務もできないバツを受けるそうだ。
人形のように目も動かさない、瞬きもしない?
衛兵の交代の儀式
毎時間に交代すそうであるが、向こうにみえる大殿まで規則正し
い特異な歩行で大殿まで行き、銃剣を振り回したりの儀式の後、
入口門まで戻ってきて衛兵の交代儀式は終わる。この間、約30分。
よって、衛兵が直立不動で、台に立っている時間は30分というこ
とになる。
大殿の前での儀式
衛兵は、身長180cm以上、痩身、イケメン?が条件とか。
衛兵は超エリートとか言われているが・・
交代の儀式の最後、入口門の台に乗るところ。
衛兵は、空、海、陸軍の衛兵が交代で担当すると言う。今回は、陸軍
であった。それぞれ、制服も違うそうである。
中正記念堂
蒋介石の記念堂である。蒋介石のテーブルに座っている、ロウ人形も
も飾られていて、総統府のオフィスを再現した記念室もある。
高さ、70mの白亜の建物である。
記念堂、正面には、蒋介石の座像が鎮座する。
両側には、忠烈祠と同様の衛兵に守られていて、同じく1時間毎に交代
の儀式が行われると言う。
衛兵は、直立不動で、動けないので、汗などは、別の係りの者が拭いて
いる。
国立故宮博物院の前の孔子の像
故宮博物院内部
「翠玉白菜」 原石の自然の形色合いを生かして形成されている、いわ
ゆる「量材就質」の最高傑作。白から緑へと変化する珍貴な玉鉱を白菜
に見立て、緑の部分にキリギリスとイナゴを配している。
本当に本物の白菜のようである。
手前の茶色いものは、「肉形石」
この豚の角煮のような石も天然のものだそうである。食べたくなるような
脂の乗り具合?である。
象牙の彫り物である。大変貴重なものとか・・
台北の「龍山寺」

これで、台湾の観光も終りである。明日、15日は、免税店によったあと、空港に向い日本に帰るだけである。

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