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昭和11年、母は気取って本などを読んでいるところを 撮っているが、撮ったのは勿論父だろう。 この頃、父と知り合ったようである。 |
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昭和１１年６月、母と友達三人。 母の青春、真っ只中だったのだろう。 この頃の若い女性は普段から着物を着ていたのだろうか。 |
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昭和１１年６月、母の笑顔が素敵である。こんな母の笑顔 が私は大好きだった。 一番左側は、オスミ叔母さん。おばさんといっても、祖母の 妹である。オスミおばさんと呼んでいた。猫が大好きなおば さんで、日暮里に長く住んでいた。 |
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昭和１１年６月、母の弟（左側）。栃木県茂木町で蹄鉄屋を営 み柔道をやっていて、体格がよく、すごく怖い叔父さんだった。 疎開中にはよく叱られて、庭の柿木に縛られたことを思い出す。 |
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昭和１１年、母は髪を結っている。二人の女性は父の妹 か？。どうも普段着ではなさそうだ、母の嫁入りのときかも しれない。 父は写真が好きだったようで、自分で現像したりしていたよ うである。 |