80歳での運転免許更新
2018・4・12
昨年から75歳を過ぎた「後期高齢者」の運転免許更新時には、「認知機能検査」を受けなければならなくなったという。


埼玉県公安委員会からの通知を受け取ったのが、平成29年10月中旬だった。
すぐに最寄りの自動車教習所「所沢中央」に電話すると来年の3月10日だという。ずい分先になるのだなとおもいつつ
申込を行った。そして、2月の終わりごろに教習所に確認の電話をした。すると3月10日は「認知機能検査」であって、
「後期高齢者講習」は、認知機能検査のあとにセットされるのだという。

要するに「認知機能検査」が追加されたということである。この検査で、認知機能が疑われる場合は、ここでふるいにに
掛けられるということらしい。
機能検査の結果、点数が49点未満の方は「記憶力・判断力が低くなっています」、点数が49〜76点未満の方は「記憶
力・判断力が少し低くなっています」、点数が76点以上の方は「記憶力・判断力に心配はありません」ということで、この
点数により高齢者講習の時間と費用が変わってくるというのである。

そして、私の場合は幸いにも認知機能検査結果は、90点だったので、心配ありませんということであった。
それから、高齢者講習は、4月11日(水)ということにした。
この検査は、動体視力、静止視力、視野検査と教習所のテストコースの実車運転があり、約2時間の講習であった。
その中に視力検査もあり、私の場合「両眼0.8」、「右目0.4」「左目0.8」であり、警察での検査基準0.7にかろうじて
上回るという結果に私はびっくりした。講師は、あくまでも参考ですというが、私は心配になった!万一、視力が不可で免許
更新がNGになった時を考えてしまった。時間も迫っているのである、免許の更新は4月20日(金)までに済ませないといけな
いのである。もう一週間余りである。

そんなことになったら、妻の通院時、及び自分の通院、プールに通うことすらできなくなる。生活が成り立たなくなってしまう、
ということを恐れたのである。夜中に目を覚まし、しばらくベットに横になったまま目をつぶって考えた。
そうだ、眼鏡が合わなくなってきているのかもしれない、警察での検査用の眼鏡を作ろう。そして、眼鏡屋のHPをみると開店
が10時30分だとわかった。そこでまた考え、そうだ、その前に眼科医を訪ねてみよう、かかりつけの眼科医にしっかりと検査
してもらい、眼鏡が合わない場合は、専用の眼鏡をつくることを提案してみようと。

そうおもってベットに入ったがなかなか眠ることはできなかった。でもそのうちに寝たのであろう、目が覚めたら5時を回っていた。
そして、9時少し前に眼科に着いた、二番目の患者だった。「免許更新のためこの眼鏡で大丈夫か診てください!」というと視力
検査をしてくれた。そして、結果は、この眼鏡で大丈夫ですよ、と太鼓判を押してくれた!あ〜よかった、とおもった!
悪いと思っていた右目は1.0、左目は0.9だという。問題なく警察の検査はパスするでしょう、ということであった。
検査用の眼鏡は必要なしということである。

それで、そのまま警察署に行き、免許更新をし新しい「運転免許証」を手にしたのである。目出度し、めでたしである!

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