海外旅行傷害保険について
皆さん海外旅行に行かれるときは、どうしていますか。
ゴールドカードに加入すれば自動的に付加されているそうですが、旅行会社で
勧めている損保会社のセットプランが主流のようです。
この損保会社の海外旅行傷害保険について、先日得た知識を披露いたします。
勿論、ご存知の方も多数いらっしゃるかもしれませんが・・・。
我々の年代では、セットプランは得策とはいえないとおもいます。
私の考え方を述べます。まず、死亡保険は必要なく医療費用が必要で他の保険
は必要ないとおもっています。ツアーなどでの団体旅行の場合など、どうしても
時間に追われ、階段を踏み外したりの怪我や、食あたりなどによる医療費が心配
なのです。国によっては医療費がべらぼうに高額な国もあるようです。
行き先の国により、保険の掛け方を変える必要もあろうかと思われます。
ところが、セットプランは必要ないものまで入っていて、高額であると感じます。そこで、損保会社に問い合わせた結果、フリープランがあるそうです。
これであれば、希望の医療費用のみに入れるのかと思いきや、ダメなんだそうです。
死亡保険にはどうしても入らないとダメということなのです。フリーといいながら、これには合点がいきませんでしたが、そのような仕組みになっているんだそうです。他の二、三の損保会社にも問い合わせてみましたが、全く同じ回答でした。
それで、仕方なく最低額の死亡保険と疾病と傷害の医療費用に加入することにいたしました。結果としてセットプランの三分の一程度の保険料で済みました。
参考までに、損保会社の「海外旅行傷害保険」の内訳を記してみます。
契約タイプ 旅行会社お勧め(セットプラン) 佐々木案(フリープラン)
保険金 保険料 保険金 保険料
傷害 死亡・後遺障害 5000万円 1000万円 480円
医療費用 800万円 500万円 580円
疾病 死亡 3000万円 0
医療費用 800万円 500万円 1510円
賠償責任 1億円 0
携行品 60万円 上記の合計 0 上記の合計
救援者費用 600万円 8570円 0 2570円
保険金の金額も異なりますので、単純には比較できませんが、佐々木案は各人のニーズにあわせて組み合わせることが必要かとおもいます。
上記は極一例です、詳しくは損保会社にお問い合わせください。
また、ホンダ健保でも現役の方々における海外出張時の場合と同じように、海外で医療費用が発生した場合は、あらかじめ健保から海外の医療施設の証明を受ける用紙をもらい、海外で医療施設の証明と医療の内容が明瞭な書類が揃っていれば、健保での支払いは可能とのことです。但し勿論掛かった費用満額は支払われません。また、いままでにこのような請求を健保が受けたことはないそうです。一般的ではないということでしょう。
旅行の際の参考にしていただければ、幸いです。
H13・2・20 佐々木 武
随想録へ