南部町研修旅行
2006・3・27〜28
旧盛岡藩士桑田・関東支部の研修旅行である。盛岡藩は、以前は南部藩
であってそうである。
それで、南部地方というと青森県、岩手県の一部地方ということで、南部鉄
瓶、南部煎餅で有名であるが、元もとの元祖は山梨県南部町の人たちが、
岩手に移り住んで土地を開墾したりしながら繁栄してきたのだという。

それで、南部地方の生みの親である、山梨の南部町を訪れ、南部町に歴史
を少しでも学べたらということである。一行は、新宿をバスで出発したが、私
はJRで身延線を利用して、南部町の支庁舎で落ち合うことにしていた。
静岡駅までは、新幹線を利用し、静岡発の身延線特急「ふじかわ5号」に乗
車した。3両編成の列車で、特急といえども富士川ぞいのカーブの多い線路
では、スピードはそんなに出せない。のんびりとした走り方で、これがまたよい
感じである。富士山が右にみえたり左に見えたりする。

南部町にあるJRの駅は「内船」<うつぶな>という無人駅である。
車掌にキップを渡して降りる。駅から町役場は近かった、5分程歩くと立派な
「南部町支庁舎」が現れた。
支庁舎となっているのは、昨年、富沢町と合併して、新しい南部町となったと
いうことで、本庁舎は元富沢町にあるそうである。

日当たりのよい、明るい町役場に入って行くと、見慣れない人物とわかるので
あろう、また、この研修会の幹事が連絡しておいてくれたらしく、担当の課長
が声をかけてくれて、待合所まで案内してくれた。
生涯学習課の課長だという。

そして、待つこと45分、12時過ぎにバスが到着した。会議室で、すぐに弁当
である。お茶は、地元の「南部茶」でペットボトル入りであった。食後は、地元郷
土歴史家の川島先生の講義を拝聴する。
そして、先生の案内で、「南部氏供養塔」、などを見学した。富士川の流れと桜
も綺麗だった。

南部町支庁舎の会議室で
右端は、南部町歴史家の川島先生
南部町支庁舎前で、生涯学習課長の望月さん
南部氏、慰霊碑
南部町から眺めた、富士川の流れ
南部氏慰霊塔から眺めた南部町方面
今夜泊まる、「十枚荘」と所沢観光のバス
夕食は、囲炉裏を囲んでの「しし鍋」で〜す!
とてもうまかった!また、食べたい!
次の日、28日の「身延山・久遠寺のしだれ桜」
前回、H14の時はまだ早く咲いていませんでしたが、今回
は満開の見頃でした。
久遠寺境内の桜
身延より、本栖湖を経由、河口湖畔で「ほうとう」の昼食を
とり、その後、中央高速を大月ICで降りて、リニアーモータ
カー実験施設を見学、500kmで疾走するリニアをビデオ
カメラでとらえる。デジカメではとたえられなかった。

左側、立っている方は、望月課長、その右は次長さん、と今回の参加者全員、
私はカメラマン。

この後、再び中央高速で新宿まで、皆さんと同行させてもらって、新幹線で
浜松まで帰ってきました。意義のある研修旅行でした。

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