八重山11島めぐり
2008・4・10〜13
クラブツーリズムのツアーである。セントレア発でありチャーター便での島めぐりに魅力を感じ
このツアーを選びました。4日間で、みっちり11島をめぐる旅です。
正式ツアー名は、「球美(くみ)の島・久米島と宮古・八重山11島周遊」というタイトルである。

クラブツーリズムのツアーに参加する時は、ツーリズムのロゴマークが背中と胸に入った
ブルゾンを着ていく、よく目につくし迷子にならないためである。これを着ていると、よく声をかけ
られる、「会社の方ですか?」などとである。
これは数年前からツーリズムのツアーに参加した時の感想文を投稿して、その入選賞品なの
である、もう三枚もらっている。


1日目
中部国際空港(セントレア)3F集合時間は、8時40分だった。逆算して、家を車で5時30分発、
浜松西ICの遠州鉄道バス駐車場発5時55分の「e-Wing」セントレア直通バスに乗って、セント
レアには、7時20分定刻に到着した。

フライトは、8時40分で定刻に飛び立った。機内は、3−4−3列で我々は、KJの席で私の隣の
席は髭をたくわえた年配者であった。あとで、声をかけられて知ったのであるが、大正14年生ま
れの82歳だと言っていた。船で、三か月かけて世界一周を二度旅行したと言っていた。
住まいも同じ浜松市内だということである。それにしても若くみえ元気そのものである。
那覇空港までは2時間10分の飛行で、那覇空港からは久米島空港まで、40人乗りの小型チャータ
機であった。40人乗りといっても我々、添乗員を入れて17名である。
後で知ったことであるが、2名の方がセントレアの出発便に間に合わなかったということで、次の便
で追いかけてきて、次の日から合流したということである。お二人は、母娘さんで名古屋市内で事故
渋滞にまきこまれたと言っていた。追加料金が高額だったいう。

私たちも苦い思い出が数年前にあったことをおもいだす。オーストラリア行きの時に雪のため東名が
通行止めになり国一に出たが大渋滞で名古屋空港に到着したのが、出発15分前、車は路上に止め
兎に角電話をした、パスポートを持って空身できてくれといわれて、何とか搭乗できた。
このときもツーリズムであり、添乗員や担当者の適切な対応に救われ、感謝したのとを思い出すのだ。

そして、那覇空港から久米島までは35分のフライトであった。小型機といえど乗り心地はまずまずで
あった。

1日目は、久米島到着後、バスで移動、今夜泊まるホテルの前を通って、「三坊」という居酒屋で
沖縄そば定食を食べた。でも、私には本土のラーメンの方がおいしいとおもったが、こちらでは、
これがソバだということである。

その後、「五枝の松」→「ミーフーガー」<奇岩>→「比屋定バンタ」→「真謝のチュラフクギ」→バス
で奥武島に渡り「畳石」→久米島に戻って「久米仙工場見学試飲」→ホテルへ
本日は、久米島、奥武島の二島の観光でした。奥武島は、久米島と橋で結ばれている。

40名乗りの小型チャーター機で我々18人を乗せて飛び
立つ。各島々をめぐるには欠かせないようだ。
久米島に降り立つ。
添乗員の安村さんと参加者中最高齢者とおもわれる山崎
さん、連れの水谷さん。
久米島、比屋定バンタ(バンタとは、崖、の意だとか)の
展望台にて。
真謝の美らフクギ(県の天然記念物)。美ら、は「チュラ」と
読むということである。車窓からの映像です。
奥武島(おおじま)の「畳石」
畳状の岩が広がっています。
ミーフーガー、と呼ばれている岩場。この真ん中の岩の
空洞を愛し合う男女が手をつないで通ると子宝に恵まれる
そうである。
ハイビスカスの赤色があでやかです。
「五枝の松」 琉球松の古木だそうである。
「五枝の松」の根元で・・
久米島の「久米仙」の泡盛醸成壺
玄関先のショールームでは、泡盛の試飲をした。
12年、10年、7年ものとそれぞれを味わった。
泡盛の原料は「タイ米」だそうである。粘りが無くパサパサ
していて、泡盛には適しているという。また、泡盛は昔、
タイから琉球に伝えられたきたといわれている。
今夜の宿泊所、「リゾートホテル・久米アイランド」です。
この春のプロ野球「仙台楽天」のキャンプ宿泊所だったそう
である。
プール、テニスコート、ミニゴルフありとリゾートホテルらしい
素敵なホテルだった。

2日目
まず、朝8時20分にホテルをバスで出発、フィッシャリーナからグラスボートで7km程沖合の「はての浜」
に向かう。途中、要所ようしょで船を止め船底のガラス越しに海中の様子を眺めた。
ウミガメが泳いでいたり、熱帯魚も泳いでいる様子がきれいにみえた。


「はての浜」に向かう、グラスボート
はての浜に到着した。
船底のガラス越しにみるサンゴ礁。
ウミガメを写したのですが、わかるでしょうか?
サンゴ礁にきれいな熱帯魚が泳いでいました。
「はての浜」は、ただただ白い砂浜だけ、砂浜にはきれいな
貝殻やサンゴ礁の残骸がところどころに散らばっていた。
「はての浜」、から久米島を望む
海は、このようにきれいなブルーである。

「はての浜」、観光のあと久米島に戻り、宮古島に小型チャーター機で向かう。約50分であった。
宮古島では、4月20日に「トライアスロン大会」が開催されるそうで、島全体が盛り上がりをみせていた。
宮古島は平らな島で、一番高いところでも海抜60mとか・・ 人口は45000人程度だそうだ。
4ない島で、山なし、川なし、ハブいない、パイン栽培なし、だそうだ。
三大栽培は、@サトウキビ、Aハタバコ、Bマンゴウ、だそうです。さすがに、サトウキビ畑はいたるところ
でみかけました。収穫は、1月から3月で、いま4月は刈り取りが終った畑が多かったです。

宮古空港→池間大橋→池間島→雪塩工場→東平安名岬<あがりへんなみさき>→来間大橋→来間島
<くりまじま>→宮古島(泊)

池間島と来間島は、橋で宮古島と結ばれている。

池間島と宮古島をつなぐ、池間大橋
来間島も同じような橋で結ばれている。
<くりまじま>
池間島の土産物店
画像中央には、サトウキビジュースを機械で絞って、そく
飲ませてくれる。グラスいっぱい百円だった。
サトウキビをかじっている匂いがした。
東平安名岬<あがりへんなみさき>
中央奥に小さく白い灯台がみえる、そこまで行った。
灯台の近辺には、下の画像のように花がいっぱい咲いて
いた。
左側の岩群は、「つなみ石」と言われていて、大つなみが
発生したときに運ばれてきたそうである。
手前の白い花は、テッポウユリ、赤いのは野生のグラジオ
ラスである。野生は珍しい!
雪塩工場の「雪塩ソフトクリーム」
ソフトクリームに雪塩をふりかけて食べる、なかなかの美味
であった。雪塩は、片栗粉のようなパウダー状である。
来間島のシーサーと、ブーゲンビリア
宮古島のホテル、「ブリーズベイマリーナ」
夕食は、近くのレストランで・・
ホテル内には、20日に開催される、「第24回、トライアス
ロン宮古島大会」の看板があちらこちらでみかけられた。

2日目は、宮古島、池間島、来間島の三島を観光した。

3日目
宮古島の平良港<ひらら>からフェリーに乗って約30分、伊良部島佐良浜港に到着、伊良部島観光
として、佐和田の浜、渡口の浜などを巡る、その後、下地島へ渡るがほんのちょっとの橋を渡っただけ
だったので、いつ下地島についたかわからなかったくらいである。下地島では、パイロット訓練飛行場に
て大型機の離着陸や通り池をを観光後、宮古島にフェリーにて戻る。

その後、宮古島空港から小型チャーター機にて石垣島に行き、船で竹富島に渡る、島内の水牛車での
観光であった。

「渡口の浜」<とぐちのはま>
奥の橋を渡ると、伊良部島である。
「渡口の浜」の白浜
下地島<しもじじま>である。
「通り池」、あまりきれいな水とはいえず・・
通り池、近くの鍾乳洞のような海につながっている洞窟。
「みやこパラダイス」での昼食であった。「雑穀おじや」と
「ゆし豆腐」や「海ぶどう、あぶら味噌、シンプルな野菜いた
め」などが素朴でおいしかった。
お店の名前は、「みゃーくやー」という。宮古のお店、という
意味だそうだ。

そして、昼食後は、チャーター機で石垣島へ、約35分のフライトである。
そして荷物をホテルに置いて、すぐに船で、竹富島へ
石垣島のホテルと港までは徒歩5分である。

竹富島では、水牛車での島内巡りである。約40分間、この
ような水牛車にゆっくりと揺られて、のんびりと島内巡り、
これはとても印象的だ。
それに、水牛を操る正面のお嬢さんが、また爽やかで好印
象であった。三線<さんしん>を操りながら、二曲唄ってく
れた。勿論、沖縄の歌である、夏川りみさんの唄っている
歌だとおもう。「涙そうそう」<なだそうそう>だったかな・・
ブーゲンビリア
それにしても、見事である!色が鮮やかである。
サンゴ礁岩を組み上げた塀が島全体の家屋にあるようだ。
これも美しくみえる。
島内を巡ってきてから、お嬢さんと水牛さんとスリーショット

宮古島平良港から船で→伊良湖島・佐良浜港→バスで島内観光→下地島観光→船で、石垣島へ(泊)
石垣島・チサンリゾート石垣
3日目は、伊良部島、下地島、石垣島、竹富島、の四島であった。

4日目
いよいよ最終日である。
今日は、「石垣島トライアスロン」が開催されるとあって、朝食は早く6時から国際色豊かでトライアスロンで
使用するのであろう競技用自転車をホテル部屋内に持ち込んでいる参加者も多数いた。
我々も、8時の船に乗船、西表島<いりおもて>に向かう、所要時間40分である。

バスで、「仲間川遊覧船」乗船場に向かう。約20分間のバスであったが、運転手がとてもユニークであった。
バスガイドは乗車していないが、それよりも適切でユーモアあふれるガイドぶりであった。
西表島のPRにも余念がなかった。島の人口は2200人、主生産品は、サトウキビ、パインだと言っていた。
皆さん、再度、西表島を訪れてください、そして民宿にも泊まってください、とも言っていた。奥さんが主に民宿
をやっているようだ。偶然、帰りのバスも同じ運転手だった。

仲間川観光の後は、由布島観光である。

遊覧船から眺める「仲間川」、西表島です。
仲間川の「マングローブ」
マングローブの密集した木々。
「サキシマスオウノキ」の大木
遊覧船を下船して、木道を20m歩く。
このときだけ、小雨に降られた。


由布島へ

水牛車で、西表島から由布島に渡る。
このような10人程度が乗車する水牛車で渡る。
行きの水牛車の案内人は無口で解説もなし、唄もなし。
帰りの案内人は、80歳の年配者にもかかわらず、解説あり
唄もありだった。やっぱり楽しい方がよい。
由布島にある、水牛の憩いの場である。
やはり水の中がいいらしい。
「水牛の碑」である。花も美しい!
島内の「蝶々園」の内部、「オオゴマダラのさなぎ」
金色のサナギです、珍しいですね、初めてみました!
葉陰に羽化した蝶がみえます、白と黒のまだらです。
由布島植物楽園
島全体が植物の楽園、という感じでした。

4日目、最終日は、西表島、由布島の二島をめぐり、4日間で合計11島を観光しました!
島々を巡る旅もまた楽しい!

帰りも予定通りの時間で帰ってきた。石垣空港15時05分発、那覇空港着16時20分、発17時50分
セントレア着19時55分であった。浜松行きのバスは、20時45分発、浜松西IC駐車場には、22時20分着
我が家には、22時35分に無事到着した。

トップページへ

inserted by FC2 system