空港でのハプニング
2012・12・13
ベトナムの「ホーチミン空港」でのことでした。ベトナム、カンボジアの観光を終えて日本・中部国際空港(セントレア)
に帰るときのことである。ホチミン空港で日本への出国手続きのさいの出来事だった。
私たちのツアーは12名と添乗員さん1名の13名で、空港での出国の行動をしていました。

日本への出国手続きは、まず、航空会社のベトナム航空のカウンターでパスポートと搭乗券を提示して、スーツケース1個
を預け、そして、手荷物検査を受けて、パスポートを提示しての出国検査である。
私たちは(妻の二人)スーツケースを預けた後、手荷物検査を受ける前に私がトイレに行き、妻はトイレの前に待っていてもらった。
ところが、トイレから出ると待っているはずの妻がいない。廻りを見渡し、航空会社のカウンター付近を見たがいなかった。仲間の
メンバーも見当たらない、それで、てっきり次の手続き場所、手荷物検査場に向かったとおもい、そこへ向かい、その先を覗いたが
メンバーの姿はだれ一人見当たらない。ちょっとおかしいなとおもい、再度、トイレの前に戻り、航空会社の周辺を見渡したが見当
たらない。

仕方がない、手続きを済ませて待っていようとおもって、手荷物検査を受けて、パスポートを提示して出国検査も終了して、待合用
の椅子に座って待っていた。しばらくして、10〜15分位だったか手荷物検査場に見慣れた仲間の姿がみえたので、大きく手を振って、
ここに私はいるよ、と合図をおくった。
そして、ツアーの仲間とは合流できたのであるが、私がいないということで、他の仲間たち及び添乗員さんには迷惑をかけたようである。

まず、私が居ないということを妻から聞いたメンバーはトイレの中で倒れてはいないかということで、個室を一個、いっこ探し、添乗員さん
はあちらこちらを探してくれたそうです。そして、添乗員さんは、妻のパスポートをみて「これは、ご主人のパスポートですね、これでは
ご主人は出国手続きはできないはずです!まだ、手続き前のスペースにいるはずです!」と言って探したようです。

でも、実際には、私はパスポートが妻のものとすれ変わっていたことも知らず、手続きはすべて完了したのである。如何に検査とかパス
ポート審査がいい加減なものであるかの証明ですね。パスポートの写真はみていないということですもんね!
この妻とのパスポートの入れ替わりは、航空会社のスーツケースを預ける際に起きたとおもわれます。そこでは、二人のパスポートを
提示、二人で荷物は一つと確認して、その控えを妻のパスポートに貼りつけたのですね、私は、それを自分のパスポートと思い込み
それを持って検査場では何の疑問ももたずに提示していたのです。

ベテランの添乗員さんも言っていました、「こんなことは初めてです、パスポートが入れ替わっていたんですから出国手続きはできないはず
なんですけどね!」と。私は、おっちょこちょいなところがあり、旅ではいろいろとハプニングをおこします。
迷惑をかけた皆様には申し訳ありませんが、これも、旅の思い出か?

ベトナム&カンボジアの旅

inserted by FC2 system