台湾の旅・高雄、列車の旅
2005・7・13
台湾の中央に位置する、台中からバスで約3時間半、高速道を230kmのドライブで、台湾の南端に
ある大都市、「高雄」に到着した。ここのホテルは、「中信大飯店」という。昨夜のホテルよりも部屋が
広くて、より綺麗で快適であった。でも、外は夜でも29℃だとか・・ 日中は37℃にもなる。

台湾は、車で外をみていても楽しめる、看板や広告である。例えば、「カラオケ」は、「卞拉OK」、
「コンビニ」は、「生活便利店」、コンビニの「ファミリーマート」は、「全家」、全家族ということでしょうか、
「コンタクトレンズ」は、「隠し形眼鏡」などなど、わかりやすいですよね!

高雄市内観光を終えてからは、高雄から台北までの列車の旅も、これがまたよかったです。
現在、新幹線の予定があって、これができると高雄、台北間が1時間30分とか、現在はもっとも早い
列車でも、4時間強の時間を要します。

高雄のホテル、「中信大飯店」の部屋から、朝5時頃。
外灯のオレンジ色、道路の歩道橋がブルーにライト
アップされている。
澄清湖
高雄の水道水の水源だとか。対岸には、マンションが建ち
並ぶ。
澄清湖
7重の塔は、中興塔。
中興塔
高さ43m、螺旋階段を登った。シャニムニ登ったので、
息が切れた。最上階の7階からの眺望は最高!
中興塔、7階からの展望
高雄の街が一望できる。左側の高い建物が高雄で一番高
い75階のビルだという。
高雄市内、標高350m程の寿山公園にある、「忠烈祠」
<ちゅうれつし>英霊を祭る、日本の神社だそうだ。
「忠烈祠」の本殿
ガジュマルの樹
ここ寿山は海が隆起してできた山だといわれていて、この
樹も珊瑚岩の間から根を出している。
寿山公園内の黄色い花の「夾竹桃」<きょうちくとう>
高雄の「免税店」
「愛河」<アイホー>、通称「ラブ・リバー」とか。
高雄市内を流れる川。夜は、ライトアップされて美しいそうだ。
高雄駅構内
我々が乗る列車は、11:30 発 「自強号」 松山行き
松山は、台北のひとつ先である。高雄、台北間を4時間
ちょっとで結ぶ、日本でいうと、東京、名古屋間の距離とか。
台湾は、特急、普通列車の区別はないが、列車により料金
が設定されている。
この「自強号」は、日本でいう特急列車である。停まる駅も
少ない。料金は、自強号845元。5時間かかる急行列車相当
が651元。快速列車相当が544元とか。
レートは、元=3.6×円。
「自強号」
「自強」とは?と現地ガイドさんに質問してみた。
自分を強める、という掛け声みたいなもの。との答えであった。
蒋介石元総統の好きな言葉とか。
10両以上の連結だった。
こんなブルートレインのような列車も高雄から出ている。
「自強号」の車内
自強号のドアー部分
自動ドアーであるが、ボタンを押さないと開かない。締まるのは
自動である。画像右上に「半票」という文字が見える。これは
お客の身長を確認する目安、半票の下の横線が、115cmを
表す。これ以下は、無料、この線の上には、「全票」の文字と
横線がある。これは、145cmの線で、これ以上は大人の料金
なのだそうである。つまり、大人、子供の区別はなく、身長によ
り料金が決まっているそうである。115〜145cmは半額だそ
うで、それで、「半票」なのだそうだ。合理的な料金設定だと、
感心した。
シートの前方、下には足載せがある。これは楽である。
高さは、二段階だが調整ができる。
車窓からの風景
日本のそれとあまり変わりない。
同じく車窓からの風景
田園風景
こんな河をいくつか渡った。
台北駅に到着

次の日から、台湾の首都、台北観光である。初日に空港に降りてバスでは、市内を走ったが観光は
していない。観光は明日からである。
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