昔の懐かしい写真集ーW

この写真集は
昭和19年に亡くなった母のアルバム
から抜粋したものである。
私の宝物である。

昭和16年、たけし3歳の時。
母の笑顔がすてきで、母のこの笑顔が私は大好きである。
この母も、昭和20年7月13日に肺結核でなくなった。
母もこの写真を気に入っていたのであろう、アルバムの
トップに貼り付けてあった。
上の写真と同じときに撮ったのであろう。たけしの着ている
ものが同じだ。一人っ子だったから、かわいかったのであ
ろう。
母の実家、栃木県茂木町で。
やぎやうさぎ、鶏などを飼っていた。
このやぎにもなかなか乗ることができなかった、記憶がある
が、こうしてみるとちゃんと乗れている。
隣は従兄弟の修一。いまも茂木町で整骨院を営んでいる。
従兄弟の修一とふたり。この頃はそうとうにキカン坊
であった。
このきかなそうな顔つき。
祖父と修一兄妹。
母は、祖父、母からみれば父だが、そうとうに父おもいだった
ことが、アルバムにも多くの写真が残っていることから、うかが
える。
昭和11年12月29日、茂木にて、と写真の裏側に記して
あった。
親子の写真はいいものである。
昭和10年5月、「藤倉」に勤務中の仲間と、と記してある。
父も長く「藤倉」に勤めていたから、職場結婚だったのだろう。
この頃は、普段からみな着物姿だったのだろうか。
前列、右端が母。19歳から27歳の女性たち。母は25歳。

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